2026/10/02 09:00

一見するとレザーのようにも見えるnever leatherの素材。

しかし、その始まりは動物の皮ではありません。

南インドのココナッツ産業から生まれる、ココナッツウォーターです。

今回は、ココナッツウォーターが素材になり、never leatherの製品になるまでをご紹介します。

STEP 1 ココナッツウォーターを回収する

成熟したココナッツから果肉を取り出す加工工程では、ココナッツウォーターが副産物として発生します。

素材メーカーMalaiでは、そのココナッツウォーターを地域の加工業者などから回収し、素材づくりに活用しています。

STEP 2 発酵の力でセルロースを育てる

回収したココナッツウォーターを培地として、微生物の働きを利用してバクテリアセルロースを育てます。

この発酵工程には約12〜14日を要するとMalaiは説明しています。

身近なものでイメージするなら、ナタ・デ・ココにも通じる発酵の仕組みです。

STEP 3 天然繊維などを加えて素材へ

生成されたセルロースを精製し、バナナの茎や麻などの天然繊維、天然由来の材料を組み合わせます。

こうして、柔らかさと強度を持つシート状のバイオマテリアルへと仕上げていきます。

色を付ける場合には植物由来の染料が使われています。

STEP 4 日本でプロダクトへ

never leatherでは、この素材を使い、日本で名刺入れ、キーケース、ブックカバー、コースターなどへと仕立てています。

私たちがつくりたいのは、「環境に配慮しているから使うもの」だけではありません。

手に取ったときに心地よい。

暮らしの中で使いたい。

そして、その後に素材の背景を知る。

そんなプロダクトを目指しています。

ココナッツウォーターから始まり、南インド、日本、そして世界へ。

never leatherの一つひとつの製品には、そんな素材の旅があります。